
旧暦の3月は『弥生(やよい)』
冬と春の境目の季節です
すっかり春の陽気になり
草木がいよいよ生い茂る季節
草木がいよいよ生い茂る月
木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)が由来です
弥生の「弥」は「いよいよ」
「生」は「草木が生い茂る」という意味です
ローマ神話のマルス (Mars) の月を意味する
「Martius」から取ったもの
古代ローマでは、3月が始まりです
この時代は、戦いが多く
何よりも戦いが優先されることも多く
新年最初の月は戦争シーズンの
始まりであり、その中心が
軍神Marsだったため、その軍神Marsを称え
3月がMarsの月となりMarchとなりました
卒業式や送別会が行われ
出会いと別れの時期です
卒業式や卒園式
転勤する人も多いです
真冬が終わりだんだんと暖かくなり
花粉症の人は憂鬱で日常生活も苦しい時期です
3月は色々とあります

お花見は日本古来の風習
桜の花を対象とすることが多いです
奈良時代の花見では
梅の花が鑑賞されていましたが
平安時代には桜に代わりました

お彼岸のお供え物は
春の場合は牡丹餅(ぼたもち)
秋の場合は御萩(おはぎ)といいます
春分の日と秋分の日は
昼と夜の長さが同じになります
この日を境に季節が変わってゆくことから
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれます
太陽が真東から昇って真西に沈みます
真西に沈む太陽を拝んで極楽浄土に
思いをはせたのが彼岸のはじまりです
それはいつしか、生を終えていった
祖先を供養する行事として定着しました
この「彼岸」は日本独自の仏教行事であり
はじまったのは平安時代です

奈良の東大寺二月堂(とうだいじにがつどう)で
行われるもので
閼伽井屋(あかいや)の香水を汲む行事です
この香水は、若狭の遠敷明神(おにゅうみょうじん)が
神々の集いに遅れたお詫びとして
二月堂本尊に献じられたと伝えられています
関西では、お松明(おたいまつ)と呼ばれます

日本では、1060年代から花粉症という言葉が
一般に広まりました。

3月の下旬から開催される高校野球大会
選抜高等学校野球大会
春の甲子園、センバツです
出場校数は 32校が競い合います

日本人にとって馴染みの深い桜は
古くから諸行無常(しょぎょうむじょう)

春分(しゅんぶん)とは、天文学的に定義
「太陽が春分点を通過した瞬間」
「太陽黄経が 0° となったとき」と表現

卒業式が現在のような形式のものとして
定着し始めたのは
1870年代後半から1880年代にかけてのこと

一般にいう春休みを正式に表現すると
学年末休業・学年始休業・春季休業
ひな祭りの由来は
平安時代の「ひなあそび」という
貴族の子女のあそびごと
はまぐりは、もともとの
貝殻の組合せ以外では
うまく合いません
婚礼料理にもこのことからお吸い物
として出ます
ひな祭りにも
「よい結婚相手にめぐり合えますように」
という願いを込めて
はまぐりの料理を食べます
起源はやはり平安時代で
「貝合わせ」という遊びです
はまぐりの貝殻一対の内面に紙を貼り
絵を描いて装飾したものを用います
遊び方としては
現代のトランプ等で行なう
「神経衰弱(しんけいすいじゃく)」
と同じです

始球式で記録に残っている最古のものは
1908年11月22日にアメリカ大リーグ
選抜チーム対早稲田大学野球部の
試合のものです

ホワイトデーは日本で生まれた習慣
欧米諸国では見られない見られないもの
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